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【鷽】コロナ禍で気付かされた仕事の意義

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まぽ (S-cait)さんによる写真ACからの写真

 


今週のテーマは「仕事と子育て」!?

 

 

 

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なるほど・・・。

 

わかりました!

 

 

馬車馬のように働いていた時期

新型コロナが蔓延する前までは、とにかく仕事が忙しかった。

 

毎日夜遅くまで残業で、すごく忙しいときは朝帰りのときもあった。

 

もちろん休日出勤はあたりまえ。

 

そうやって仕事ばかりに時間がとられてしまい、育児も家事も妻に任せっきり。

 

そして妻と娘との会話も減っていってしまっていた。

 

「妻や子供のために必死に!」っというと言い訳がましく聞こえるかもしれないがとにかく仕事に必死だった。

 

今年の正月も働き詰めで、家族とのコミュニケーションはほぼ皆無。

 

そんな中、世間ではコロナが流行し始めていた。

 

ただ、ニュースでは毎日のように新型コロナが取り沙汰されていたが、まだまだ世間は「なんだかんだで大丈夫でしょ」という雰囲気だった。

 

私自身も同じ感覚だった。

 

会社も同じような雰囲気で、上司も「インフルエンザみたいなもんでしょ?大丈夫、大丈夫」と楽観的だったことを覚えている。

 

正月が終わり、三月ごろ、仕事の忙しさは変わっていなかった。

 

あまりに忙しく辛い日々、家族とのコミュニケーションもとれない状況で、「転職」という言葉が頭によぎり始めたころ、気付けば世界中で新型コロナが蔓延している状態になっていた。

 

世間ではトイレットペーパー・マスク不足などさまざまな問題が発生。

 

娘の学校も春休みまで休校となった。

 

もう世界中がコロナにおびえている状態になっていた。

 

さすがにこのような状況で、会社も働き方を変えざるを得なくなり、在宅ワークを導入することになった。

 

在宅ワーク開始

在宅ワークの利点として、「出勤時間が無くなる」や「リラックスした状態で仕事できる」など色々あるが、一番私が嬉しかったのが「残業が禁止」となったことだった。

 

在宅ワークになっても仕事の忙しさは変わらなかったが、それでも定時きっかりに仕事を終えられるのは、体力的にも精神的にもとても楽になった。

 

そして時間的な余裕もできた。

 

いままで妻と娘には家族サービスもできずに、妻においては家事も育児も任せっきりだった。

 

妻は専業主婦で、娘は休校で、家族全員が家にいる状態。

 

「これは何かせねば!」

 

そう思った。

 

オムライス大作戦

それで思いついたのが、お昼ごはんにオムライスを作ることだった。

 

私が唯一作れる料理。オムライス。

 

安直な考えだったかも知れないが、家族関係を修復したいという一心で藁にも縋る思いで、オムライス先生の力をお借りすることにした。

 

作戦決行日の朝、妻に「今日のお昼は俺が作るよ」と伝えた。

 

眠たそうな嫁は目を擦りながら、無言で頷いた。

 

一家のボスに了承を得たところで、安心して仕事を開始。

 

難なく午前中の仕事を終え、こっそりとキッチンに向かう。

 

妻には申し訳ないが、キッチンの前に立つのは数年ぶりだった。

 

そしてあまりに久々だったので、どこに調味料があるかわからなかった。

 

一家のドンに教えてもらい、何とか調味料をゲット。

 

やっと調理開始。

 

実は学生の頃、レストランの調理場でバイトをしていて、オムライスについてはプロ級の腕前だと自負している。

 

細かく刻んだ鶏肉とたまねぎをバターで炒め、ご飯をフライパンに投入。

 

ご飯がパラついてきたらケチャップをかけて、チキンライスの出来上がり。

 

そしてこれから作る卵は、チキンライス全体を包むタイプではなく、名作映画「たんぽぽ」に登場するようなチキンライスの上に半熟のオムレツをのせて、たてに切れ目をいれて割るタイプの卵だ。

 

フライパンに多めにバターを入れて、かき混ぜた卵を投入。

 

卵の中心に円を書くように箸で混ぜる。

 

ある程度火が通ったところで、フライパンの柄の部分をトントンとたたいて、卵をとじる。

 

その卵をチキンライスの上に載せて、縦に切れ目を入れて割って出来上がり。

 

誰も見ていなかったが、調理中はきっとドヤ顔であっただろう。

 

妻と娘を呼んで、早速食べてもらう。

 

人に料理を振舞うなんて本当に久しぶりだった。

 

オムライスに関してはプロ級の腕前だと自負しているものの、とにかくドキドキした。

 

娘「美味しい!」

 

妻「ちょっとしょっぱいけど」

 

しょっぱいんかい!プロ失格やないか!っと自分を責めようとしていたら、

 

妻「でも美味しいよ」

 

とても嬉しかった。

 

料理を褒められたからじゃない。(もちろんそれも嬉しいけど)

 

久々に妻と娘の笑顔が見れたからだ。

 

今まで仕事が忙しくて、家族と触れ合う時間も少なくなり、家族全員から笑顔がなくなりかけていた。

 

二人の笑顔を見たときに、なんだか安心してとても嬉しかった。

 

オムライス先生に感謝。

 

そんなこんなで昼食を食べ終わる。

 

娘「また食べたい!」

 

妻「これなら毎日作ってほしい^^」

 

妻にはちょっとトゲがある感じで言われたが、時間があるときは必ず自分が作ろうと思った。

 

気付かされた本当の仕事の意義

今回の経験を通して、本当の仕事の意義は、

 

家族がいつまでも笑顔でいれること

 

ということに気付かされました。

 

いままでの私は仕事のために仕事をしていたようなもんです・・・。

 

コロナが収まったらまた残業が増えて、また家族との時間がとれなくなるかもしれません。

 

ただ、コロナ禍によって社会の在り方もどんどんと変わってきています。

 

これを機に働き方を自分なりに見直して、家族のためにどうあるべきかを考えていきたいと思います。

 

すぐに答えはでないと思いますが、まずは考えるところから一歩ずつ!

 

そして、とりあえずコロナが収まったら、おもいっきり奮発して旅行に行きたいと思います!

 

海、山、川、どこでも好きな場所に家族を連れて行ってやりたいです!

 

家族のために働いているサラリーマン、OL、主婦(夫)の方々、コロナに負けずにがんばっていきましょう!!!

 

最後に

っとここまで書いて私自身忘れかけていたんですが、このエピソード、

 

完全にフィクションなんですよね・・・。

 

悲しいことに妻も子供もいません・・・。

 

オムライスなんて、これまでの人生の中で3回ぐらいしか作ったことがありません・・・。

 

でも、「仕事と働き方に対する想い」と「こんな家族がほしい」という気持ちは本当なんです!!!!

 

 

 

・・・

 

 

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すみませんでしたぁぁぁぁあああああ

 

 

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